コロナ時代のエステ業界はどうなるのか?セルフエステは追い風?
エステ業界の今後は?
新型コロナウイルスにて緊急事態宣言の発令。それに伴い様々なビジネスで自粛要請により休業を余儀なくされています。
今後、フランチャイズを含めて新規事業を展開していくオーナー様に向けて、美容業界の今後をセルフエステ「エスプラ」のFC本部なりの考察をお伝えいたします。
エステ業界はどうなるの?
セルフエステはどのくらい有利なのか?
ビジネス全体での変容予想
まずは、セルフエステやエステ業界に限らず、ビジネス全般における今後1〜3年間の予想をいたします。
以下の3点が上げられます。
- 「3密」が該当する業種は1〜3年間は衰退する
- オンラインツールを使うかどうかでコミュニケーションコスト格差が
- 低価値のサービスが市場から排除される
接客の距離が近い業種や濃厚接触をする業種は当たり前ですが、この1〜3年で大幅に激減します。
※集団で集まらないとビジネスが成り立たないような、ヨガや大規模スポーツジム、ライブハウスが衰退するのは確定なのであえて触れません。
集団ではないけど、接客の距離が近い業種や濃厚接触する業種に限りますが、
対策を講じたとしても気にする人は気にするため客足が遠のくことは予想できます。
濃厚接触の度合いや接客の距離感で程度が変わります。
しかし、ほとんどの3密を排除できない限りは、気にする人は気にします。
そのような業種の売上は大幅な低下が見込まれます。
屋外マーケット、生鮮市場、ショッピングモール、フードコート、美容院、ヘアサロン、医療クリニック、歯科医院、スイミングプールなどは、なかなか厳しい時代が来るかと思います。
リモートでの会議や研修などでいつまでも、オフラインに頼りすぎている会社はかなりのハンディをおうことが今回のコロナウイルスで分かりました。
一部では、「働き方改革」よりも働き方が改革されていると揶揄している人も居るくらいです。
実際、私もzoomを入れてオンラインMTGや店舗スタッフとの合同MTGなどを行いましたが、非常に効率も良く、オンラインと差がないくらいのパフォーマンスがあったかと思います。
むしろ上がったかもしれない。。。
MTG場所までの移動時間や、
家でリラックスしながらMTGに臨めたり。
必要以上の雑談をしないことできっちりとMTGで話すべきことを話せたり。。。
オンラインでのMTGを使いこなすことで今まで以上にサービス向上の速度も上げることがで切ることが分かりました。
逆にオンライン化で手間取っているところ、オンライン化ができずにコミュニケーションのためのコストや時間がかかっているところは、ダメージが大きくなります。
自粛期間を経て意外にあの、お店やサービスって必要なかった。ということは有りませんか?
逆に、本当にこのお店やサービスは助かってるし、凄く良い!と思うこともありませんか?
例えば、
・そこまで美味しいわけではない居酒屋
・高いけど素材が良くない洋服のブランド
・効果の薄い美容系サービスや商品
・お客様の満足度が低いサービス全般
このようなサービスの大多数は閉店が相次ぐことが予想できますし、今まで以上にこのようなビジネスを立ち上げることは難しくなります。
新型コロナウイルスのパンデミックが起きることで、人々は将来の不安にさらされていると思います。
会社が潰れるのではないか、今後自分は今まで以上の給与はもらえるのかどうか。ローンは、、、
などと様々な不安が募っていると思いますが、そうなると財布の紐は凄く固くなると思います。
自粛が溶けた後でも、このような財布の紐は硬いまんまと予想できます。
さらに、一度ほとんどのお店やサービスを使わない状態で1〜2ヶ月が経過することで、「意外に無くても良かった」というような考えが起こってくることが想像できます。
これからの時代、多少は価値はあるけど、そこまで高い価値は無いというものはビジネスとして成り立たなくなる確率はより上がりそうです。
よって、競合や市場の中でしっかり差別化をしていき価値を残すことが今まで以上に重要です。
濃厚接触が多いサービス型エステの予想
既存のエステサロンはどうでしょう?
エステサロンは当たり前ですが、施術するエステティシャンが居て、お客様にマシンや手技を使い、濃厚接触の上で施術を行います。
正直凄く不利な市場です。
また、エステ業界は傍から見ていると、凄くレガシーでアナログな会社は数多く存在します。
お客様のカルテの電子化が進んでいないことはもちろん、経理業務や毎日の売上を表計算ソフトを導入していなかったり。
さらに、表計算ソフトもGoogle Spreadsheetなどではなく、EXCELベースであったり。
悪口を言いたいわけではないですが、特に個人店が多いこの業界は、オーナー兼店長が技術一筋でお客様の信頼関係を作り、技術でファン化させている市場なので、IT化や効率化が進んでいないことも納得が行きます。
更には、自宅でできる「セルフエステ」や「自宅フィットネス」なども注目されはじめて、リスクを取ってまでエステに通う人が少なくなっていきそうです。
勝手な予想ですが、この1〜3年で局面を乗り切れて営業を継続できるエステサロンは全体の3〜5割だと思います。
セルフエステはwithコロナ時代向き
最後に、セルフエステの宣伝もさせて頂きます(笑)
セルフエステがwithコロナ時代に向いていることをまとめました。
・完全個室でセルフ型の施術のため濃厚接触が無い
・お客様の情報提供を動画等で行える
・IT化が進められる(セルフをFCで行っているところはそれなりの資本も有るためIT化が進んでいます。)
・お客様側のコスパが良い
これだけを上げると、普通のエステを新規で立ち上げるという選択肢は皆無になりそうですね。
深い説明は不要かもしれませんが、セルフエステの時代が今まで以上に来ることは間違いはないですね。
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遠方の方も是非お気軽にご連絡をお待ちしております。
“コロナ時代のエステ業界はどうなるのか?セルフエステは追い風?” に対して1件のコメントがあります。
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『「医療クリニック、歯科医院」などは、なかなか厳しい時代が来るかと思います』は大きな間違い。医療系はコロナ時代ならなおさら必要とされる時代だし、コロナ患者だけでないほかの病気の患者は常に医療を必要としています。